スリランカ

活動: スマトラ沖地震津波後の感染症流行対策支援
期間: 2005年3月 ~ 2006年9月で終了

流れ:
2004年12月26日午前、スマトラ島沖を震源とするマグニニュード9.0の地震がインド洋に強大な津波を発生させ、インドネシア、スリランカ等の海岸部を襲って壊滅的な被害を与えた。この地震後長崎大学熱帯医学研究所では、大学院医歯薬学総合研究科とともに、「スマトラ沖地震津波後の感染症対策支援プロジェクト」を組織し、文部科学省科研費・特別研究促進費の交付を受け、北海道大学、国立国際医療センターと協力して様々な基礎調査を開始するこことなった。我々は、災害後避難キャンプ内で呼吸器感染症の伝播が起きているかどうかを明らかにする目的で診療活動と併せ調査活動を行った。その後得られた検体(呼吸器病原菌)の分子疫学的検討を行い現在、論文投稿中である。



避難所で生活を送る子供たち


バルーンに並ぶ子供たち

この津波により辛い体験をした子供たちも多くいた。しかし、彼らの瞳はとても輝いており思わずカメラのシャッターを押した時の写真である。長崎大学医学部生BOATメンバーである彼らのバルーンアートが子供たちに大変人気であった.

診療のために多くの人々が次々にテント内へ訪れる.蒸し暑くハエの飛び回る中で,通訳を介した診療,薬の処方,検体採取,検体整理等を一度に行なわなければならず苦労した。しかし、我々の活動を受けれてくれた現地の方々の理解と協力があったから遂行できた活動であり、深く感謝している。テントの中といえ、太陽が照りつけ地面の砂からあがる熱風にめげそうになっていたところ、避難所の方からなんとコーラの差し入れがあった!心温まるご好意に、疲れもふっとんだことは言うまでもない。

ぬぐい液を採取→やはり子供には嫌がられる仕事であった。。。
KandyのPeradeniya大学にて,採取した検体から菌を分離後,長崎へ送付した。被災地からPeradeniya大学まで毎日ドライバーをやとい、検体を24時間以内に輸送した。


宿泊をさせていただいたアイアー氏とともに

この家も大人の背丈まであった波が押し寄せた。壁には津波が残した爪あとが残っていた。自宅前に住まれていた家ごとすべて流され、亡くなったとアイアーは語ってくれた。
左から; 斉藤、渡辺、アイアー氏、ナダ氏、グネ氏、加地、荒木、千早.現地を訪れる前に日本大使館にて治安の状況を聞いてはいたが、思っていた以上に緊迫しており、Batticaloa県に入るのには危険な場所も多々あり一同緊迫したこともあったが無事に活動を終えた。
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