教室員紹介

佐藤 光

初めまして、今年(2009年)2月から、熱帯医学研究所の熱帯医学教育室所属となりました、佐藤光と申します。
現在は、主として熱帯医学修士課程のコースコーディネーターをさせていただいています。どうぞよろしくお願いいたします。

私は、高校3年のときにネパールを訪ね、それがきっかけでネパールで医師として働きたいという願いを持つようになりました。その後、医学部に入学しなんとか6年間で卒業することができました。しかし卒業はしたものの次はどうすればいいのか。途上国医療についての先輩など誰もいなかったその頃思いついたことは、途上国で働くにはきっと全部の科が見れることが必要だろうということでした。そこで、当時全科ローテートをしていた沖縄県立中部病院で働くことになりました。3年半の研修期間中、同病院の「聞かれなくても教える」というふしぎな指導方法のおかげで、臨床の基本をみっちりと叩き込まれました。その後、同病院の教授陣の一人Dr.Willis(カナダ人)の助言もあり、英国のロンドン大学熱帯医学衛生校の熱帯医学ディプロマコースを受けることになりました。そしてコース終了後、(今度はネパールではなく)インドで働くべく準備をしていましたが、八方手を尽くすもビザが降りず断念し帰国。その後は、一般内科医として国内で病院勤務医を15年、途上国NGO職員の研修を行うNGO「アジア保健研修所」(愛知県日進市)の職員として9年間、働いてきました。

これらさまざまの経験を通して、「途上国の臨床現場の第一線で働きたい」という私の夢は、次第に「同じ夢をもつ人々の教育の一端に関わりたい、更には途上国と呼ばれている国々の有為の人材の育成に関わりたい」という夢に変わってきました。そんな折、熱研内科教授の有吉先生からお声をかけていただき、熱研が中心になって行っている日本国内国外の人材育成プログラム運営の一端に関わることが許されたことは、私にとって本当に感謝でした。

人は、それぞれのステージでそれぞれの夢を持ちます。それは、きっと熱研や熱研内科で働く方々、そこへ来る研修生たち、そして病院を訪れる患者さんすべてにも共通しているのだと思います。熱研内科で行われている諸活動、熱研の教育も含めたプログラムのすべてが、それらの夢を実現させる道具になること願い、それを可能にする役割を皆さんと一緒に担っていきたいと願っています。

(2009年3月3日記)

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