蝶などにそのような例があるのですが、よく調べられているのは農業被害を及ぼすウンカの移動です。ここにコンピュータで計算した移動のシミュレーションが出ていますが、このようにウンカが中国大陸から九州あるいは日本の石川県、能登半島の方に流れてきている。ですから、媒介蚊も非常に条件は限られているものの、このような経路で出てきているのではないかと。ですから、ウイルスをワクチンで抑えたからといって、気を抜くと、どんどんまた次が出てくる。これはどうも風の影響でこれが出てきているということが示唆された非常に興味あるデータです。 |
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