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新型コロナウイルス感染症との共存

ウィズ・コロナイベント〜風に向かって立つ

主催 国立大学法人 長崎大学
事務局 長崎大学熱帯医学研究所、長崎大学熱帯医学グローバルヘルス研究科
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12-4
 095-819-7866
withcorona_event@tm.nagasaki-u.ac.jp

長崎大学主催 ウィズ・コロナイベント 風に向かって立つ 閉幕のあと・・・

長崎大学主催のウィズコロナイベント「風に向かって立つ」が無事終了しました。以下、イベントの様子、最後に参加頂いた皆様と、イベントを支えてくれたみなさま、そして、さださん、髙田社長、川原先生への感謝を記したページです。少し、ワクチン・検査パッケージの検証の事も書いています。

まずは、イベントの様子を簡単に・・・。

イベントの動画はこちらから(2022年2月21日までの限定公開です。)

After the curtain closes

2021年12月9日、出島メッセ長崎。

開演の少し前、長崎大学医学部熱帯医学研究会の学生達の途上国での活動の紹介動画が流れた。若き次世代の風に立つライオンたちだ。感染症のみならず、貧しい人達に寄り添い、そして人々との交流を楽しんでいる。

午後6時。オープニング動画が音楽ともにバックスクリーンに投影され、長崎、新型コロナウイルス感染症、アフリカの動画・・・・・。最後に本イベントのメッセージ、「一緒に歩み出そう、長崎とアフリカ。風に立つライオンの如く」の字幕・・・。

司会の矢野香さん(長崎大学准教授)の登場。いよいよ始まる・・・。

新型コロナウイルス感染症も含め、「壁を打ち破る」をテーマとした本イベントは、長崎を、世界を元気にする。

長崎大学河野茂学長の主催者挨拶。コロナ禍における今回のイベントの意義と趣旨、ワクチン・検査パッケージの検証の理由。そして、出演者への感謝。感染症専門家が多い長崎大学が取り組むコロナ対策そして、新型コロナウイルス感染症の拡散にも関連する地球の健康(プラネタリーヘルス)。

長崎大学は地域の大学として、地域の新型コロナウイルス感染症対策に挑む。

田上富久 長崎市長からのご挨拶。長崎で最初の新型コロナウイルス感染症の脅威となったコスタアトランチカ号と長崎大学のお話しから、新型コロナウイルス感染症に負けない!「風に向かって立つ」の重要性のお話し。そして、新型コロナウイルス感染症からの長崎経済の再活性化、さらには、元よりも良い街、良い社会を作ろう!新しい未来を切り開こう!のメッセージ。最後に、ワクチン・検査パッケージの検証を目的とした今回のイベントを企画、主催した長崎大学への感謝のお言葉を頂く。ありがたい。

そして、いよいよ、さだまさしさんと髙田明社長の登場。拍手とともに迎えられ、2人の軽快な会話のやり取りが始まる。

さらに、オンラインでアフリカのスーダン共和国から参加の長崎大学客員教授(認定NPO法人ロシナンテス理事長)の川原尚行先生がバックスクリーンに登場。後ろに見えるは、青ナイル川の流れ。青く澄み切った雲一つ無いスーダンの空に、黒の半袖姿で、風に髪がそよそよとなびいている。まさしく風に立つライオン。

そして、会話は進む・・・

髙田社長の機知に富むお話しとさださんのおかしくも楽しい、時に昭和30年代の長崎弁を交えた会話のキャッチボール。楽しく、元気に時間は過ぎてゆく・・・。

さださんが出演する髙田社長が創業された会社の利益還元祭のはなしから、稲佐山音楽祭のイベントの話へ。今年の夏は、稲佐山、期待できそう?

三角屋根のない新しい長崎駅へのさださんのコメントと故郷長崎の話。そして、さださんは、ミニライブの準備へ・・・。

ミニライブの準備の間、スーダンから川原先生が再登場、スーダンでの活動、母子の健康、電子母子登録のはなしなど、熱い想いを観衆に伝える・・・。

そして、髙田社長は、長崎の想いをスポーツ、そしてお祭りの思い出に掛けて語る。そして、さだまさしさんが再登場。髙田社長からさださんへとバトンは渡る。

いよいよ、お待ちかねのミニライブ!

三角屋根のない長崎駅からの続きで、歌は故郷のことを歌う「案山子」。ギター弾き語り。

歌のあとは、再度、トーク。案山子の歌のストーリー。

 

そして、2曲目、「いのちの理由」。

歌の後は、曲を作った経緯・・。お寺からの依頼、、だったらしい。

 

最後のアンコール(さださん曰く)で、「風に立つライオン」。こちらは、ギターなしで、感動の歌い上げ。観衆の眼にはうっすらと・・・。

そして、声に詰まりながら、最後の司会をする矢野さん。

 

髙田社長も再度、壇上にあがり、さださんとの軽快な会話の後、

楽しくも、少し涙あり、そして感動ありのウィズコロナイベント「風に向かって立つ」は終演。

みなさん、元気をもらえましたか?

ワクチン・検査パッケージの検証について

最終的に、1066名の来場がありました。うち、ワクチン接種記録確認により入場された方が1024名、抗原検査による陰性確認により入場された方が、42名いらっしゃいました。幸いにも、抗原検査により陽性となった方はいらっしゃらず、新型コロナウイルス感染症の検査のために待機していた長崎大学病院を受診される方はいませんでした。

今後、今回実施した内容に関しての検証を行ってまいります。

ご協力いただいたご来場の皆様、どうもありがとうございました。

イベント事務局より、ご協力とご協賛への感謝

長崎市民、長崎県民、そして、県外からもお越しの参加者の皆様、面倒なワクチン接種記録の提示、もしくは、イベント会場での抗原検査をお受けになった方々には、本当に感謝の念に堪えません。今回、感染拡大時にもイベント開催ができる、さらには、飲食、宿泊、観光という経済活動の維持を可能とするワクチン・検査パッケージのしくみを検証させて頂きました。

今後、この制度を運用するに当たって問題点、検討必要事項をまとめてまいります。今回のイベントでの検証が、長崎県、長崎市の新型コロナウイルス感染症流行時の経済活動の維持に貢献できれば幸いです。

 

また、協賛をいただきました企業・団体さま、後援を頂いた 風に立つライオン基金さま、長崎市さま、長崎県さま、出島メッセ長崎さま におかれましては、本当に感謝の念に堪えません。さらには、特別協力を申し出てくれた株式会社ティエルエス様、本イベントの舞台マネージメントのかなりをサービスでまかなってくれた株式会社マルクスインターナショナル様には、深く御礼をする次第です。

 

そして最後に。今回のイベントへの出演を快く引き受けてくれました さだまさし さん、髙田 明社長、そして、川原尚行先生に大いなる感謝と敬意を込め、お礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

(長崎大学ウィズコロナイベント事務局)