UHC forum 2017 公式サイドイベント「Neglected Tropical Diseases (NTDs): Driving progress towards UHC」を開催しました

平成29年12月15日、日本政府が共催として関わるUHC Forum 2017の公式サイドイベントとして、長崎大学は、UHC forum 2017 公式サイドイベント「Neglected Tropical Diseases (NTDs): Driving progress towards UHC」をUniting to Combat NTDs、聖路加国際大学、特定非営利活動法人DNDi Japanの共催のもと、東京プリンスホテルにおいて、開催いたしました。 (後援:厚生労働省、国際協力事業団(JICA))

ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)は、すべての人々が支払い可能な費用で保健医療サービスを享受できる状態を目指すものであり、その実現に向けて日本は主導的役割を果たしています。熱帯・亜熱帯地域には、まだまだ多くの最貧困層の人々が暮らしており、その中では「顧みられない熱帯病(NTDs)」がその健康問題の根底にあります。そのような状況においては、NTDs対策の実施こそが、最貧困層の患者やその地域で暮らす人々にとって必要な保健医療サービスを届ける第一歩、つまり、UHCへの入り口となると考えられます。そして、その対策は、NTDsの予防・診断・治療のみならず、その対策実施において構築された薬の配布の仕組みや調査の仕組みが地域保健システム構築へと発展し、貧困地域における最も基礎的な健康状況の達成に繋がると期待されます。このような理解をさらに世界に拡げるために、本サイドイベントは、企画・開催されました。また我が国におけるNTD対策やその活動に対する理解も十分ではありません。我が国によるNTDsに関する研究開発、さらには、対策活動を国際的な活動と連動させ、より効果的にするべく、今回のサイドイベントにおいては、我が国の関係者の連携を図り、国際的活動との連動を密接に行うネットワークの形成が議論され、本学がそのとりまとめ役を果たすことが決まりました。

当日は、武見敬三参議院議員、テドロス・アダノム世界保健機関(WHO)事務局長、マーク・スズマン・ビル&メリンダ・ゲイツ財団、鈴木康裕厚生労働省医務技監が、祝辞を述べ、バハール・イドリス・スーダン保健大臣、ティム・エヴァンス世界銀行グループ上級局長(保健・栄養・人口担当)、 ケリー・サルダニャ米国国際開発庁健康システム局長が国際的なNTD対策に関してのパネリストとして、BTスリングスビー・GHIT/CEO、平岡久和・JICA人間開発部アドバイザー、デイヴィッド・モリヌー教授(リバプール大学)、平山謙二長崎大学熱帯医学研究所所長が我が国のNTDネットワーク構築に関するパネリストとして登壇し、熱い討論を行いました。
サイドイベントの締めくくりとして、一盛和世教授が閉会の辞を述べ、成功裏に終了しました。
なお、当日のサイドイベントの映像は、http://www.japan-ntd-network.orgにて公開中です。

平成29年12月15日、日本政府が共催として関わるUHC Forum 2017の公式サイドイベントとして、長崎大学は、UHC forum 2017 公式サイドイベント「Neglected Tropical Diseases (NTDs): Driving progress towards UHC」をUniting to Combat NTDs、聖路加国際大学、特定非営利活動法人DNDi Japanの共催のもと、東京プリンスホテルにおいて、開催いたしました。 (後援:厚生労働省、国際協力事業団(JICA))

ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)は、すべての人々が支払い可能な費用で保健医療サービスを享受できる状態を目指すものであり、その実現に向けて日本は主導的役割を果たしています。熱帯・亜熱帯地域には、まだまだ多くの最貧困層の人々が暮らしており、その中では「顧みられない熱帯病(NTDs)」がその健康問題の根底にあります。そのような状況においては、NTDs対策の実施こそが、最貧困層の患者やその地域で暮らす人々にとって必要な保健医療サービスを届ける第一歩、つまり、UHCへの入り口となると考えられます。そして、その対策は、NTDsの予防・診断・治療のみならず、その対策実施において構築された薬の配布の仕組みや調査の仕組みが地域保健システム構築へと発展し、貧困地域における最も基礎的な健康状況の達成に繋がると期待されます。このような理解をさらに世界に拡げるために、本サイドイベントは、企画・開催されました。また我が国におけるNTD対策やその活動に対する理解も十分ではありません。我が国によるNTDsに関する研究開発、さらには、対策活動を国際的な活動と連動させ、より効果的にするべく、今回のサイドイベントにおいては、我が国の関係者の連携を図り、国際的活動との連動を密接に行うネットワークの形成が議論され、本学がそのとりまとめ役を果たすことが決まりました。

当日は、武見敬三参議院議員、テドロス・アダノム世界保健機関(WHO)事務局長、マーク・スズマン・ビル&メリンダ・ゲイツ財団、鈴木康裕厚生労働省医務技監が、祝辞を述べ、バハール・イドリス・スーダン保健大臣、ティム・エヴァンス世界銀行グループ上級局長(保健・栄養・人口担当)、 ケリー・サルダニャ米国国際開発庁健康システム局長が国際的なNTD対策に関してのパネリストとして、BTスリングスビー・GHIT/CEO、平岡久和・JICA人間開発部アドバイザー、デイヴィッド・モリヌー教授(リバプール大学)、平山謙二長崎大学熱帯医学研究所所長が我が国のNTDネットワーク構築に関するパネリストとして登壇し、熱い討論を行いました。
サイドイベントの締めくくりとして、一盛和世教授が閉会の辞を述べ、成功裏に終了しました。
なお、当日のサイドイベントの映像は、http://www.japan-ntd-network.orgにて公開中です。

 

歓迎の挨拶をする河野茂長崎大学長
歓迎の挨拶をする河野茂長崎大学長
祝辞を述べる武見敬三参議院議員
祝辞を述べる武見敬三参議院議員
 祝辞を述べるテドロス・アダノム世界保健機関事務局長
祝辞を述べるテドロス・アダノム世界保健機関事務局長
 祝辞を述べる鈴木康裕厚生労働省医務技監
祝辞を述べる鈴木康裕厚生労働省医務技監
 平山謙二長崎大学熱帯医学研究所所長
NTDネットワーク構築について語る
平山謙二長崎大学熱帯医学研究所所長
(写真右から2人目)
 閉会の辞を述べる一盛和世教授
閉会の辞を述べる一盛和世教授

 

医学研究のための倫理に関する国際研修コース2017

平成29年5月22日(月)~24日(水)の3日間、長崎大学熱帯医学研究所主催、アジア太平洋地区倫理委員会連絡会議(FERCAP)、Strategic Initiative for Developing Capacity in Ethical Review (SIDCER)の共催により、医学研究のための倫理に関する国際研修コースを開催しました。16回目を迎える今回は日本をはじめ、タイ、フィリピン、ルワンダ、コンゴ、ナイジェリア、モンゴル、ベトナム、イラン、スリランカなど10か国から36名が参加しました。

研修では、各テーマについての入門的な講義を聞いたうえで、関連するケースについてクループ討論し、倫理的問題を分析する力を養い、研究倫理についての基本的な考え方を学ぶと同時に、近年の研究倫理に関する国内外における議論を把握することを目的としています。

具体的には、研究倫理の基本原則、インフォームド・コンセント、リスク・ベネフィット評価、既存資料の利用、国際共同研究における倫理などについて学びます。これに加えて、子どもを対象とする研究の倫理、コミュニティを対象とする研究の倫理、プラセボ対照試験の倫理、研究と治療の区別、倫理審査委員会の構

成や機能等についても学ぶ機会となりました。

  • コースディレクター:Juntra Karbwang(長崎大学熱帯医学研究所)、佐々木 均(長崎大学病院薬剤部)、平山 謙二(長崎大学熱帯医学研究所)
  • 講師:Cristina Torres(FERCAP-Philippines)、Sangkae Chamnanvanakij (Phramongkutklao Hospital,The Royal Thai Army,Thailand)、Kwanchanok Yimtae(Khon Khen University)、Juntra Karbwang(長崎大学熱帯医学研究所)、平山謙二(長崎大学熱帯医学研究所)